デジタルエコノミー研究所

”経済紙のNetflix”を作っている起業家の日記

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【旅行記】南の都市チェンナイで失われたざるそばを求めて

紆余曲折を経て、インド第四の都市チェンナイに到着しました。市バスに乗り換えました。バスの設備は化石のようです。写真下の真ん中から飛び出しているプラグをかちかちやってエンジンを動かすのです。スピードメーターなどは使い物にならないでしょう。運…

【旅行記】インド人と交渉するということ、IT都市バンガロールで

こんな感じのハイテクなオフィスビルの建設が相次いでいるらしい。ムンバイからインドのIT企業のメッカ、バンガロールにやってきた。 冷房なしのバスで24時間デカン高原をぶっ放して、街に到着した時には「半死半生」な感じだ。バスのチョイスを大間違えした…

【旅行記】ムンバイで仏教団体に世話になっちゃった件について

*大友克彦の団地、インドの団地 ぼくはインド・ムンバイのいろんな集落を回ってみることにした。 ムンバイ中心部のヴァダラロード駅周辺には政府の建てた団地があり、団地好きのぼくはしげしげとそれをみていた。なんで団地が好きかと言うとぼくも埼玉県浦…

【旅行記】マクドナルドのある郊外

ビックマック指数ってある。ビックマックで各国の経済を比べるユニークなやり方。 これを見るとインド人はまだ経済的に世界の富裕国のかなり後ろを言っているのがわかる。 マクドナルドができた国同士は戦争をしない理論ていうのもある。グローバル化を描い…

【旅行記】社会主義、カースト、仏教、キャッシュフローをめぐる日々

*社会主義が悪い? ホステルの主の家に間借りしている男性が「あなたはジャーナリストなんだね」と声をかけてきた。彼もまた政治・社会分野のライターらしい。インドの状況を聞くと「政治はまあいいが官僚機構が悪い。彼らにしみ込んだ社会主義が問題だ」と…

【旅行記】くそくらえ、スラムドックミリオネア(3)

***ムンバイのスラムについて連作で考えてみた。 時間があれば(1)からチェック下さい。 <a href="http://taxi-yoshida.hatenablog.com/entry/2015/04/15/170339" data-mce-href="http://taxi-yoshida.hatenablog.com/entry/2015/04/15/170…

【旅行記】くそくらえ、スラムドックミリオネア(2)

ムンバイってなに? そんな感じだと思う。ぼくも未だにそうだ。 理解するのに映画「スラムドッグ$ミリオネア」(監督ダニーボイル)がわかりやすい入り口になってくれた。 1992〜93年にムンバイではヒンドゥーとムスリムの暴動が起きた。最悪の暴動で900人が…

【旅行記】くそくらえ、スラムドックミリオネア(1)

*チャクラスパ 商売は人間を予期せぬモノに駆り立てる。 宿泊中のホステルの主、パンカジさんはホステルの自宅一階スパにしたことがある。恐ろしいことに庭を受付にして、庭を増築して奥に施術室をつくった。 スパの名前は「チャクラを解放するスパ」。 ス…

【旅行記】ムンバイは甘くない

香港の重慶大厦(チョンキンマンション)のインド人両替商でドルをルピーに両替。素晴らしいレートで驚いた。香港からはエアインディア。機内がすでにインドムード。3座席に横になって寝ているおっさんが続出。乗務員のインドな英語に困惑し、機内食もイン…

【雑談】中国でジャパニーズマフィアの訳がユニークすぎる件について

旅で出会った中国人の若者はタトゥー好き。日本のタトゥー事情についても質問してきた。長々とした説明は若者にウケないので、ウケ狙いで「日本だとタトゥー入れたら、それは『やくざ(Yakuza)』ってことになる」と説明してみた。 だが、全然ウケない。 ど…

【旅行記】 iphoneから8年、深センはいま

Steve Jobs iPhone 2007 Presentation (Full HD ... 2007年、スティーブ・ジョブスはiPhoneを発表した。プレゼンの「革命的な電話(revolutionary phone)」ていうのには驚いた。「テキはこうこうこうだ。だけど、おれたちはこうだ。おれたちは圧倒的に勝っ…

【旅行記】大陸と島の間で(香港・台湾・中国)

#1香港人と大陸人 今日は深センに行きました。滞在する香港の目と鼻の先です。一国二制度でちょと面倒な入管手続きがあったが、すっと行くことができました。深センに向かう電車が国境に近づくと、周りの人間の変化に気づきました。香港人から中国本土の人…

【旅行記】都電荒川線>香港、シンガポール

ぼくは乗り物に乗るのが大好きで、鉄道に限れば乗り鉄です。前職ではシンガポールを訪れる機会がまあまああり、鉄道(MRT)に乗って降りて散策してを繰り返してました。そうすると都市がどうやってできていて、鉄道がそのなかでどんな役割をしているのか…

【旅行記】香港、富豪一名様、億ションのご購入です

これは香港のお寺の位牌です。広東・××県などと皆さんの出身地が書かれています。もちろん広東出身の人が多数派で、海南島の人が少々いました。香港住民の多くが中華人民共和国成立前後に、共産党とたもとをわかって大陸から逃亡してきた人々です。この位牌…

【旅行記】若いってすばらしい(2)

引き続き欧州人の若者の言葉から。 20代後半のスペイン人は自分のクニの状況をこう語ります。「スペインの若者失業率は50%を越えている。実際にはインフォ―マルな雇用=アルバイト=で食いつないでいる。ぼくの友人もドイツ、スイス、イギリスなどの欧州や…

【旅行記】若いってすばらしい(1)@中国昆明など

旅で同行した中国人の若者たちによれば、家を買うのが難しいことや若者の賃金がかなり安いこと、さらに物価が上がっていることから中国を離れる若者が増えていると言います。世界中に華僑ネットワークがあるため、外国語を使えなくともなんとかなるそうです…

【旅行記】マンションについて考える

中国の重慶の写真です。先月下旬にとりました。 もや(大気汚染がもとか…)のなかにマンションが雑木林化して浮かんでいます。空気がきれいだともっと茂っているのが撮影できます。 いまの中国共産党の執行部とライバル関係だった、薄熙来(はく きらい、ポ…