デジタルエコノミー研究所

”経済紙のNetflix”を作っている起業家の日記

単純な世界の終わり: デジタル経済Newsletter_8/8

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先週末はマーケティングについて少し考える機会がありました。マーケティングはあまり科学的ではない発展の仕方をしてきたと断言していいでしょう。かなり都合のいい想定を皆で信じることで、業界が機能しています。丁度「想像の共同体」である国民国家が、皆が信じていることで機能しているのと同じようにです。従来型のマーケティング国民国家も同様に同じ課題を持っていると思います。それは、どうせ架空のものを使うならもっと良い物を使ったほうがいい、ということです。

下にリンクのある記事では、線形から非線形の世界へと移行することについて触れられています。私達の世界は(人間から見ると)どんどんカオスになっていきます。でもそれがあらゆるものの基からあるありかたですね。複雑なものを人間だけで動かすのは大変なので、機械の力を借りましょう。機械の力を借りた結果、機械が真似出来ない人間のクリエイティビティを発揮する機会に恵まれることになります。マーケティング国民国家ももちろんそうです。

http://digiday.jp/platforms/ai-change-society-business-data-harvest/