デジタルエコノミー研究所

”経済紙のNetflix”を作っている起業家の日記

次のバトルまであと少し - axion.zone の進捗#2

新しいWebsiteの開発はじわじわ進んでいる。ドメインの axion.zone を移管したのでこっちが本サイトのポジションになった。旧サイトは axion.blog を与えた。旧サイトは2月末日以降、更新していないが、マニアックな人が訪れているので、残すことにしている。f:id:taxi-yoshida:20181003174027j:image

現状の整理

  • Webのプロトタイプに目処が付きつつある。ハイエンドであること、国際的であること、そして思想が明確に表現できた段階で、開発を停止する。
  • シード期の検証は、2月末日の段階で、ニュースサイト運営と動画製作を通じて終えており、シリーズAとしての資金調達の目前だと判断している。将来性が見通せるプロトタイプがかけている。2月末日以降、一人でプロジェクトを進めておりチームの形成が急がれる。

次の展開

  • サイトにコンテンツをある程度入れる。英日の両方。サイトを訪れた人に世界観がわかるようにする。
  • サイトについてフィードバックをもらい、改善する。
  • 開発計画を作る。ウェブアプリからiOS,Androidへのマルチプラットフォーム展開。APIベースでの疎結合型のアーキテクチャ。English。
  • モバイルアプリのプロトタイプをプロトタイピングツールで作る。Framer XがハマらないのでSketchで作る。
  • 事業計画書の書き直し。どうやってユーザーを広げて儲けるかをわかるようにする。English。
  • 株の分け方とストックオプションに関する計画を作る。参画者希望者に透明性を与える。English。
  • これらが整ったら、開発計画、事業計画書、株の分け方に関する文書を晒して、極めて積極的に創業メンバーの確保を行う。ドラクエの仲間を探すのを地でやるつもりである。社内言語は英語、国籍は問わない。

まとめ

現在のaxionプロジェクトは私一人で進めています。これまで、本サイトの運営や動画の制作によりある程度、プロダクトの検証段階を終えています。今後は本サイトを中心に、Web、iOSAndroidへのマルチプラットフォーム展開を検討していますが、最初の段階はPWAである程度のユーザ数を確保することを目指します。2000円程度を課金するハイエンドの経済メディアサービスを、日本だけではなく世界経済の中心であるアジアに展開したいと考えています。早い段階で社内言語は英語化しますし、人材はすべての出自に対して開かれています。

必要と思しき人材

以下の方々を上記の条件が整い次第探していきます。

  • Web、モバイルエンジニア。BaaS, FaaSなどをうまく活用して少ないリソースでマルチプラットフォーム展開をしていきたいです。
  • アナリスト。コンテンツ製作と情報取得方法の開発。最初は製作のロジスティクスを整える面も極めて重要になります。

余談

新サイトはPWAというやつで、アプリをホーム画面に加えられるので、それで頻繁に訪れるようにしている。これは「ドッグフード」といい、顧客に提供するものを自分で使い倒すことで、インサイトや改善につなげていくやり方である。テック企業で一般的なやり方ではあるが、ぼくの尊敬する本田宗一郎が取っていた手法でもあり、まあ何かを創る人にとっては当たり前の手法かもしれない。

ホンダといえばこんな悲しい退職ポストが出回っており、執筆者の上司が「夢とか自由は外向きの言葉で、俺達は上流工程でパワポ職人やるんだ」という日本企業あるあるな名文句を吐いていて最悪だ。こういう人は所属組織に誇りを持ちまくっているんだけど、それが解かれたらスキルもクソも何も残らないし、ぼくのような「冒険家」に出会うと冒険のデメリットを並べ立てて、所属組織を立てに「おれはお前に優越しているトーク」をやるので、ステイアウェイを心がけている。

とにかくホンダ、悲しい限りである。

https://honda.hatenadiary.jp/entry/2018/09/17/175609

ライジングサンがフォーリングサンになることに特に深い感情を抱いていない。むしろ沈むなら一気に行こうじゃないか、我々の体では細胞の崩壊と再生が繰り返されることで、健康さが保たれている、そう新陳代謝が重要なんだ、それが滞りまくっているのが日本なんだ。

本田宗一郎スピリッツはこちらで継承しておこう。すべてをゼロから考えて、自分たちのDNAで再発明していく。自分たちの手を動かして作り上げていく。これはテックジャイアントがやっていることで、オールドエコノミーがやらないことだ。そして、もしクルマを買うなら環境負荷が高くともテスラを買うことにしよう。ずっと内燃機関をいじり続けていた本田宗一郎だが、現代に若者として生まれ変わったらテスラを気に入るに違いない。

こういう厨二病っぽいことを言っていると、常に何かに夢中になっていた10~20代のノリを取り戻せて嬉しいし、もう二度と失うつもりもない。30代で日本の経済社会のやる気のなさと、異質なものを排除する無能さの万里の長城のような壁にぶち当たって、意気消沈、絶望、阿鼻叫喚したけど、ぼくの望みは自分のアイデアと日本を一部としたアジアという地平への再侵攻(?)に託されており、これによって、日本でつまらなくなったぼくの人生は、また楽しくなってくるはずだ。

とにかく、ドッグフードの効き目は素晴らしく中毒になったように、サイトを見ては、直し、コンテンツを入れていく、ということをやっている。コンテンツ作るのは死ぬほど好きなのだが、中毒すぎては、ほかが進まないぞ、ヤバい、というのが本ポストの執筆理由である。

Ableton Live 10を手に入れたのに、全然やれていないので、なんとか暇を見つけて、やりたい。

あと水泳のせいで腹筋常時筋肉痛状態でつらい。なんにせよ、Get ready for the next battleな感じにはなってきとる。f:id:taxi-yoshida:20181003174429j:image