デジタルエコノミー研究所

”経済紙のNetflix”を作っている起業家の日記

経営

「起業家っぽさ」よりも製品開発の方が効果的だった

今日は雨が強く、習慣にしているジョギング(ほぼウォーキングになっている)ができないので、久しぶりに自分のスタートアップであるAxionの話をしようと思う。1〜5月の間に地道にサイトを整備してきたが、有意な結果を得られたからだ。 この記事で説明した…

誰もが「1997年のAmazon」からスタートするからやり続けるだけ

1997年。投資銀行での成功を全て捨てて、Jeff BezosがAmazonを始めた時のオフィス。 投資会社のSVPで高給取りだったBezosがイケてないオフィスで一人で作業をしています。何事も始めるときはこういう時期を経験するものです。私も起業してから2ヶ月程度です…

高成績・低ランクな人を作らない評価体系とは?

テニスのATPランキングは非常に「明確」な仕組みをしています。プレイヤーがどれだけトーナメントを勝ち抜いたかが重要であり、対戦相手は考慮されません。新人が組み合わせに恵まれてトーナメントでベスト4を連発すればランクはぐいぐい上がっていきます。 …

経営者よ、バーニングマンで燃えろ!

日本の経営者は従業員を罰したり「管理」したりするのが好き。経営者は概して報酬を渡すことを渋ったり新規投資の予定のないコストカットを好むので、従業員は働いているふりや、業務内容のくり抜き、ブラックボックス化に性を出すという悪循環が起きている…

井深大の『私の履歴書』に学ぶクリエイティブなグループの作り方

週末に井深大の『私の履歴書』を読んだ。昔は日本にこういう人がいて、いまは余りいないか、いても日の目を見ないのは、つまらない気がする。でも、高度経済成長期から安定成長期まで、ソニーのような現場がとても熱かったのは事実。どんなことも試してみる…

人から馬鹿に見えることが合理的な理由

この動画で茂木健一郎が望ましい困難(Desirable difficulty)に言及している。望ましい量の困難がパフォーマンスを長期的に向上させる。 <自分なりの要約>灘中→灘高→東大理三は特定の最適化の産物である。完全情報ゲームのなかで一番うまく動けることと、…

羽生と梅原に学ぶこと:感情とうまく付き合い、意思決定で勝つ方法

梅原:感情という王様の機嫌を損ねない www.dhbr.net 梅原さんのこれは相当面白い。感情をうまくコントロールすることが大事。反射的に身体が動いて、脳が後から幸せを感じる。楽観的な思考ができる。 僕は若い頃から大会に出場し続けていたので、勝率を上げ…